『Xiaomi Smart Band 9』レビュー|格安ながら実用性は抜群のスマートウォッチ

『Xiaomi Smart Band 9』レビュー記事のアイキャッチ

コスパという面で、やっぱりXiaomiのガジェットは強すぎる。

とりあえずスマートウォッチを試してみたいならコレを買っとけ! と言わんばかりに、5,480円という脅威の価格で物欲をぶん殴ってきたスマートウォッチ『Xiaomi Smart Band 9』を購入しました。

いやー、もうボッコボコ。コスパじゃ他メーカーは勝てないんじゃないですかね。

私は現在iPhoneを利用し、以前はApple Watchも利用していましたが、『Xiaomi Smart Band 9』で気になったのは通知の挙動くらい。いやもう全然実用できちゃうんでコレで十分って人は多いはず。

Xiaomi Smart Band 9
総合評価
( 5 )
メリット
  • とにかく安い!
  • 長持ちのバッテリー
  • ウェアラブルデバイスとして十分な性能
  • ディスプレイの操作感がヌルサク
デメリット
  • 通知の設定が細かくできない
  • 決済機能は無し
目次

主な特徴・スペック

公式サイトのスクリーンショット

『Xiaomi Smart Band 9』は、2024年8月14日に発売されたウェアラブルシリーズの最新モデル。

高輝度ディスプレイ、長持ちのバッテリー、心拍数や血中酸素濃度の計測や睡眠をモニタリングできる健康管理機能、そして5,480円という価格が特徴のスマートウォッチです。うーん、安すぎる。

『Xiaomi Smart Bnad 9』の仕様はこんな感じ。

ディスプレイ1.62インチ 有機EL(AMOLED)タッチディスプレイ
解像度:192×490ピクセル
輝度:最大1200nits(調節可)
バッテリー充電タイプ:マグネット式充電
充電時間:約1時間
通常使用モード:最大21日間
バッテリー容量:233mAh
センサー加速度センサー
ジャイロスコープセンサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
スペック防水性能:5ATM
アプリ:Mi Fitness
モーター:リニアモーター
互換性:Android 8.0 / iOS 12.0以降を搭載したスマートフォン
サイズ本体:46.53×21.63×10.95mm(高さ×幅×厚さ)
重量:15.8g(ストラップを除く)
同梱バンドストラップサイズ:135-210mm
素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)
公式サイトのスクリーンショット

バッテリー持ちは、公称値で最大21日間連続使用可能と圧倒的。後述しますが、実際に快適な使用を考えて設定をすると連続使用は7日間くらい。それでも一週間は充電しなくて良いというのは本当に楽ですね。

センサーは心拍数、血中酸素、加速度など標準的な計測が可能になっており、健康管理のデバイスとしては精度の違いはあれど、機能性は他のスマートウォッチと比較しても見劣りしません。

開封・内容物

それでは『Xiaomi Smart Band 9』を開封していきましょう。

『Xiaomi Smart Band 9』の内容物はこちら。

  • スマートウォッチ本体
  • バンドストラップ
  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書

充電端子は専用の端子になっています。マグネットが内蔵されており正しい向きにしか取り付けられないようになっているので安心。

最初に電源の付け方がわからず、とりあえず充電ケーブルを取り付けたら起動できました。Amazonのレビューを見ていても、同じように最初の起動で躓いた方がいるので注意してくださいね。

本体外観・デザイン

私が購入したカラーはブラック。アルミニウムの本体外装はサラサラとした質感で安っぽさは感じられません。操作をするためのボタンやダイアルは無く、本体の操作はすべてタッチ操作となります。

ディスプレイは1.62インチの有機ELタッチディスプレイで解像度は192×490ピクセル。かなり綺麗なディスプレイですし、最大輝度1200nitsと屋外でも十分な明るさ。

本体裏側の素材は恐らくプラスチックですかね。センサーと充電端子、ストラップを取り外すためのボタンがあります。

私が購入したブラックモデルにはミッドナイトブラックというカラーのストラップが付属していました。素材はTPUで適応サイズは135mmから210mmまで可能。⁠

『Xiaomi Smart Band 9』レビュー

ここからは『Xiaomi Smart Band 9』を実際に使ってみて良かったこと、気になったことをレビューしていきます。

操作感は安っぽさが無く快適

『Xiaomi Smart Band 9』は5,480円という価格のくせに、操作感がめちゃくちゃ良くてびっくり! ヌルヌルサクサクと画面が動きます。

ソフトウェアがしっかりと作られているからでしょうか。タッチ操作で画面が遅れたりすることもなく、操作していて「コレは本当に5,480円のガジェットなのか?」と良い意味で疑うレベル。

バッテリー持ちが最高すぎる

公称値は最大21日となっていますが、常時表示ディスプレイを設定するとだいたい7日間くらいですね。それでもめっちゃ楽。

機能を絞って利便性を捨てれば21日も可能でしょうが、せっかくのスマートウォッチ。どうせなら機能盛り盛りで使った方が満足度も高いでしょう。

以前Apple Watchを使っていた時は毎日充電しなければ駄目だった経験もあり、1週間に1回の充電で済むというのは最高すぎる。充電自体も1時間くらいで満充電ができるので、本当にストレスフリーです。

健康管理デバイスとして十分な実用性

心拍数、血中酸素濃度、歩数計など日々の活動をモニタリングする用途としては十分に実用的。歩数計なんかは少し誤差があるような感じもしますが、歩いた数にシビアな結果を求める必要が無いので別にいいかな。

睡眠については、時間だけでなく睡眠の質まで計測できます。睡眠中は意識が無いので、問題があっても気付きづらいところに睡眠計測は本当に便利。

また睡眠の状態をモニタリングしながら、起きやすいタイミングでバイブレーションアラームを設定することができるのも最高。大きなアラーム音が出せない、寝イヤホンを装着していてアラーム音が聞こえないか心配という方は、この機能だけで5,480円の価値があると感じられるはず。

通知のカスタマイズ性は微妙

私がiPhoneを使用していることもあってか、通知の挙動はちょっと気になります。ここは流石にApple Watchとは完成度が別次元。

スマートウォッチの通知は、アプリごとにオンオフを切り替えて即時通知して欲しい情報だけをチェックするのが最適ですが、個別に設定できるアプリが少なすぎますね。LINEや電話などのアプリは個別に設定できますが、ほとんどがその他という枠で一括設定されますのでカスタマイズ性ほぼ無し。

『Xiaomi Smart Band 9』レビュー|まとめ

ここまで『Xiaomi Smart Band 9』を購入し、実際に使ってみて感じたことをレビューしてきました。

レビューをまとめると、スマートウォッチが気になっている人の9割はコレで十分だと思うくらいには完成度が高い。スマートウォッチで絶対に電子マネー決済をしたいという方じゃないなら、一度コレを買って試してみてください。

睡眠計測など健康管理がしたい方は、『Xiaomi Smart Band 9』で十分満足できるでしょう。また機能てんこ盛りのスマートウォッチを使いこなすのは難しいと感じている方にもおすすめです。

気軽に文字盤とバンドが変更できる電波腕時計が5,480円で買えちゃうわけですから、凄い時代になったもんですね。

それではまた!

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