おはようございます、ミヤノチヒロ(@chihiro_miyano)です。
ちょっと友人とボイスチャットをする予定があり、マイクを探していたんですが、今はいろんなメーカーからマイクが販売されていて驚きました。
ただ私はオーディオインターフェースを使っているので、USBマイクよりもXLR接続のマイクを探していたんですが、デザインが好みなのはUSBマイクばかり。
ボイスチャットのために高価なマイクは買いたくない、でもデザインとある程度の音質は確保したい。そんな優柔不断の末に Donner というメーカーが販売するダイナミックマイク『PO 8』を購入しました。
ちょっと惜しいなという点もありますが、マイク本体のデザインや質感と価格の安さは、とても評価できるマイク。
そこで今回は、私が Donner『PO 8』を使ってみて感じたメリットとデメリット、どんな人におすすめのマイクなのかをレビューしていきます。
- デザインがクール!
- 保管が手軽で取り回しやすい
- コスパ良し
- 付属品がチープ
- 設置環境は要検討
Donner『PO 8』スペックシート
ブランド | Donner |
指向性 | 単一指向性 |
機能 | ローカットスイッチ |
接続方式 | XLR |
最大音声入力レベル | -56db |
周波数範囲 | 40-16000Hz |
インピーダンス | 200Ω |
本体素材 | 亜鉛合金 |
重量 | 500g |
カラー | シルバー |
付属品 | ・ショックマウント ・ブローアウトカバー ・XLRケーブル(3m) ・収納バッグ ・説明書 |
価格 | 7,990円 |
Donner PO 8|特徴・デザイン
開封・付属品
こちらが Donner『PO 8』のパッケージ。価格の割にしっかりとした箱に入っており、ガジェットを購入したときの期待感は最高。
届いたときはデカすぎるパッケージに驚きましたが、いざ開封してみると付属品が多いので納得しました。以下 Donner『PO 8』の付属品リストです。
・ショックマウント
・ブローアウトカバー
・XLRケーブル(3m)
・収納バッグ
・説明書
とりあえずオーディオインターフェースとマイクアームがあれば、すぐに使えるようになっているようですね。個人的に XLRケーブルを別途用意するのは面倒だったので、付属しているのはありがたい。
マイク本体のデザイン・機能
マイク本体には亜鉛合金が採用されており、持ってみるとズッシリとした重さとヒンヤリとした冷たさを感じます。デザインはシンプルで、ポッドキャスト用マイクによく見られるデザインですね。
マイク側面には音声収録に便利なローカットスイッチがあります。好みの問題ですが、中音域が埋もれにくくなるので私はボイスチャットでオンにしてます。
Donner『PO 8』はダイナミックマイクなのでファンタム電源も必要なく、ゲインさえ上げれば音声入力が可能。入力感度は低いですが、取り回しやすさとのトレードオフなので仕方ありませんね。
Donner PO 8|メリット・良かったところ
クールなデザインはデスク周りで映える
ブラックカラーのマイクが多い中、数少ないシルバーカラーのマイクなので需要は高そう。マイク本体のデザインも変に気をてらわず、スタンダードで良いと思います。
私を含めたデスク周りにこだわっている人の中で、ブラックカラーを極力取り入れたくない人は、デスク周りで映えるマイクとして選択肢に入ってくるんじゃないでしょうか。
保管が手軽で取り回しやすい
コンデンサーマイクは入力感度も高く、しっかりとしたスタジオでは素晴らしい性能を発揮します。しかし自宅となると環境音も一緒に拾ってしまう可能性が高いんですよね。
その点、ダイナミックマイクは入力感度が低いため、周りの環境音も拾いにくく、平坦な音声収録だけにしか使わないなら選択肢に入れても良いと思います。
保管に関してもダイナミックマイクは神経質にならないで済むので、デスク周りに常にぶら下げておけば、使うときは引き寄せるだけで取り回しやすいと感じました。
少ない選択肢から考えてコスパは高い
USBマイクが多い中、XLR接続でシルバーカラーの安いマイクとなると選択肢が少なくなります。そんな中で Donner『PO 8』はオーディオインターフェースさえ持っているなら、かなりコスパは高いマイクだと感じました。
私は Amazon でクーポンを利用して6,000円弱で購入。マイク本体は価格以上に品質も良く、条件を絞っていくと、ここまでコスパが高いマイクはあまり無いんじゃないかなと思います。
Donner PO 8|デメリット・気になったところ
付属のアクセサリーはチープ
正直、付属のアクセサリーはお世辞にも品質が良いとは言えません。使えないレベルではありませんが、使っていて引っ掛かりを感じたりと使用感が悪いです。
特に気になるのがマウント系のアクセサリーで、ネジ切りが甘かったり、ショックマウントのパーツが緩かったりと残念。
本当に初めてマイクを購入する人なら、こんなもんかと済ませるでしょうが、音響機器のマイクを使ったことがある人には不満が溜まってくると思います。
まとめ|Donner PO 8 レビュー
ここまで Donner のダイナミックマイク『PO 8』を購入して感じたメリット、デメリットについてレビューしてきました。
今回のレビューを総括すると、Donner『PO 8』はチープな付属のアクセサリーに目を瞑れば、手頃な価格と品質に優れたコスパの良さが魅力のマイク。
Donner『PO 8』は USBマイクからのステップアップや、デスク周りにブラック以外のマイクを探している人にはおすすめしたい一本。
ただ入力感度の低さからマイクとの距離には注意。購入する前にマイクアームの可動域を確保すること、オンマイクで話していても問題がない使用用途なのかチェックしておいた方が良いでしょう。
それでは、本日もお疲れ様でした。