どーも、ミヤノチヒロ(@chihiro_miyano)です。
ロンドンの人々は、どんな Dr.Martens(ドクターマーチン)を履いているのか。
私がドクターマーチンの CHURCH(チャーチ)に一目惚れしたのは、そんな数年前の特集で見た一枚のスナップだったと記憶しています。
Tシャツにアンクル丈のブラックパンツというシンプルな装いの中で、カメラに向けた女性の笑顔とともに足元で光り輝いていた一足。
“ドクターマーチンを買うなら、あのモデルが良い”
そんな想いを頭の片隅に残しながら数年、先日ついにドクターマーチンの CHURCH(チャーチ)を購入したので紹介していきます。
定番からハズれつつもドクターマーチンらしさが際立つデザイン
ドクターマーチンの定番モデルといえば、『1461 3ホール』や『1460 8ホール』の2足が思い浮かぶでしょう。
イエローのウェルトステッチも相まって、街中で見かければドクターマーチンだとすぐにわかりますよね。
定番モデルとは違えど、私が購入した CHURCH も、一目見てドクターマーチンとわかる人が多いんじゃないでしょうか。
プルタブやイエローのウェルトステッチはもちろん、ブーツ全体を印象付ける独特なオーバルステッチは、ドクターマーチンらしさが際立ったデザイン。
CHURCH はドクターマーチンの数あるモデルの中でも、特にブランドのスタイルがデザインに落とし込まれている一足だと感じています。
無骨さが主張し過ぎないよう調和の取れたシルエット
そもそも CHURCH は、1940年代のチェコ軍が採用していたブーツに、ドクターマーチンが独自の解釈を加えて発売したモデルだけあり、ミリタリーライクな一足に仕上がっています。
アッパーにはヴィンテージスムースレザーが採用されており、切りっぱなしの履き口とアンティーク調のアイレットが、ミリタリーライクな無骨さを格上げしている印象。
ただ無骨で男性的になり過ぎないよう、ブーツ自体は細身のシルエットが調和を取っていて良いですね。
私が一目惚れした際のスナップも、女性が履きこなしている姿だったので納得のバランス感覚だと感じています。
鈍く光輝くドクターマーチンへ履き込みたい一足
鈍く光輝いたドクターマーチンには、代え難い魅力がありますよね。
ファッションアイテムとしてだけでなく、労働者階級に愛された道具としての表情こそ、ドクターマーチンでしか得られない魅力だと思います。
まだ私の CHURCH は室内での試し履きのみなので、休日に履き込み魅力が増していくのが楽しみな一足。
鈍く光輝く頃には、いつか見たスナップ写真のように私もドクターマーチンの CHURCH の魅力を誰かに伝えられるようになっていたいですね。
それでは、お疲れ様でした。