発売から品切れ状態が続き、なかなか手に入れることができなかった一本、三菱鉛筆の水性ボールペン『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』を購入した。
現状、ネットショップでは定価販売されていることが、ほぼ見当たらない状態。私も探し回ったところ、立ち寄った文房具店で運良く入荷があり、ようやく購入できた次第だ。
そこで今回は、三菱鉛筆『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』の魅力について、もとい購入した言い訳を記録していく。

- マグネット式キャップのフィーリングが良い
- 「ユニボール」シリーズの他替芯が使える
- 万年筆のような”書く”ことへの特別感が味わえる
- 標準のインクが水性インクは好みが分かれる
購入記録と概要


私は今回、『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』のメタリックブラックカラー、ボール径0.5mmモデルを3,300円で購入した。ネットでは5,000円近くで販売されているが、おそらく転売品なので購入はおすすめしない。
実はシャンパンゴールドのモデルを購入できるタイミングがあったが、個人的に水性ボールペンの0.7mmは線が太すぎて、購入しても使うタイミングがない点と、少しフェミニンなカラーだったので見送った。
その後すぐに、欲しかったメタリックブラックを購入できる機会に恵まれたのは非常に嬉しい。欲しいと思っている方は、実店舗で探すか供給が落ち着いてネットで購入できるのを待つのをおすすめする。
三菱鉛筆『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』の仕様は以下のとおり。
| インクタイプ | 新開発ZENTOインク(水性インク) |
|---|---|
| ボール径 | 極細0.5mm |
| 機構 | キャップ式 |
| サイズ | 軸径Φ13.2mm×厚17.2mm×全長122.6mm |
| 重さ | 約22.9g |
| 材質 | キャップ:アルミ+塗装 先軸:真鍮、ABS樹脂+塗装 後軸:ABS樹脂+塗装 |
新開発された「ZENTOインク」に関しては、このボールペンでなくても使えるので、ボディに3,000円の価値があるかどうかが重要となるだろう。
推奨されていないが「ユニボール」シリーズは、ほとんどの替芯に互換性があり『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』の水性インクが気に入らなければ、『ユニボール ワン』のゲルインク替芯を入れることも可能だ。
書くことに意識を変えるマグネット式キャップ

『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』のマグネット式キャップは非常に良いものだ。公式サイトでも紹介されているが、書くという行為に意識を向けさせる良い”ひと手間”を演出している。
マグネットのカチッとハマるフィーリングも心地良く、この機構こそ『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』が同価格帯のボールペンよりも、特に優れている点だろう。
万年筆のようにキャップを軸尻に嵌めたときに完成する重心バランスもよく考えられている。惜しむらくは、ボディが軽く物足りなさを感じてしまう点だろうか。

スラスラとした「ZENTOインク」の書き味


個人的に水性インクは苦手意識があったのだが、今回初めて「ZENTOインク」を試してみて、素晴らしいと感じた。
適度なインクフローはインク溜まりが少なく、サラサラとまでいかない書き味は、私のように油性ボールペンやゲルインクが好みの人にも受け入れられるだろう。
長時間の筆記に適しているので、モーニングページやジャーナルへの記入に活躍しそうだ。ただ個人的な好みとして、「ユニボールワン」の利便性も捨て難いので、替芯を入れ替えるかもしれない。
品質が高く「ユニボール」シリーズファンは購入して損はない

『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』は非常に完成度の高いプロダクトだと感じた。書くことへ意識を変える設計を、見事に一本のボールペンに落とし込んでいる。
品質の高さは仕事で使用しても良いデザインだろう。水性ボールペンが敬遠される職場なら、ゲルインクの替芯を使えば済む話だ。
『ユニボール ゼント シグニチャーモデル』は、書くという行為へ “ひと手間” で集中したいと考えている人に、ぜひおすすめのボールペンだ。
