今回は、Etat Libre d’Orangeの香水『ゴースト イン ザ シェル』を購入し、実際に使ってみたのでレビューしていきます。
今まで私はTOBALIの『SPRING SNOW』を愛用していたんですが、2021年に残念ながら廃盤になっちゃったんですよね。
そこで新たに愛用したい香水をNOSE SHOPに探しに行ったところ、Etat Libre d’Orangeの『ゴースト イン ザ シェル』の香りに一目惚れ。
甘い香りの中にスッと冷たくて無機質なイメージを感じる香りが忘れられず、欲しい容量が再入荷したタイミングで購入しました。
- 世界観を感じられる独特な調香
- 『攻殻機動隊』との公式コラボ商品
- オンオフ問わずオールシーズン使える香り
- オードパルファムとしては安い
- 廃盤となる可能性が通常商品より高い
『Etat Libre d’Orange ゴースト イン ザ シェル』特徴
今回、私が購入したのはEtat Libre d’Orange(エタ リーブル ド オランジェ)の『ゴースト イン ザ シェル』50mlです。
2021年にSFコミック『攻殻機動隊』とのコラボレーションとして、同作品をオマージュした香水であり、当時は結構話題になっていましたね。
天然香料と人工香料を組み合わせて生み出された独特な香りが特徴で、発売して瞬く間にEtat Libre d’Orangeの人気商品となりました。
『ゴースト イン ザ シェル』のサイズ展開と価格はこちら。
- 容量30ml(価格11,000円)
- 容量50ml(価格16,500円)
- 容量100ml(価格25,300円)
100mlで25,300円なので、オードパルファムとしては常用しやすい価格設定ですね。
50mlと100mlのボトルは『攻殻機動隊』に登場する義体を思わせるような独特な質感をした特別デザイン。
サイバーチックなラベルと相まって、とても好みのボトルデザインで気に入っています。
スプレー部分を外すと、ノズルはストレートでアトマイザーのクイックチャージも使えるタイプ。
香りだけでなく手触りからも『攻殻機動隊』の世界観を感じられるので、購入を検討している方は、ぜひとも50mlか100mlを選ぶのがおすすめです。
持ち運びたい時はアトマイザーに移せば良いので、30mlを購入するメリットはあまり無いでしょう。
トップ・ボディ・ベースノート
『ゴースト イン ザ シェル』のトップ、ボディ、ベースノートはこちら。
トップ |
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アクエル™、ユズ(HE)、ヘキシルアセテート(MANE社/バイオテクノロジー) |
ボディ |
ジャスミン(Abs)ムギャン™、ミルキースキンアコード |
ベース |
モスアコード、ビニルグアイアコール(MANE社/バイオテクノロジー)、オルカノックス™ |
あまり他の香水では見ることのない香料が連なっており、香りが想像しづらいと思います。
トップはフローラルな印象ですが、ボディにかけてミルキーな甘さが主張し、ベースで言葉で表現しづらい柔らかな香りが残る感じですかね。
『Etat Libre d’Orange ゴースト イン ザ シェル』レビュー
ここからは『ゴースト イン ザ シェル』を実際に使ってみて良かったこと、気になったことをレビューしていきます。
トップを抜けてからの香りは持続性良し
『ゴースト イン ザ シェル』は私の肌に乗せた感じ、香りの持続性はかなり良いと感じました。
主張の強いトップを抜けてから、温もりのある甘い香りが緩やかに落ちながら香ってきます。
オンで使っても、帰宅して服を脱ぐと少し香るくらいの持続性なので、外出先でプッシュする必要はあまり無いですね。
『攻殻機動隊』らしい世界観が香る
温もりのあるミルキーな甘い香りの中、ほのかに冷たい印象を感じられる香りは、『攻殻機動隊』の世界観を確かに感じられます。
奥の方に垣間見える無機質な感じが、他の香水とは一味違う独特な調香がされていて一目惚れしました。
人それぞれの解釈があるので『攻殻機動隊』の香りと断言はできませんが、作品の世界観を落とし込もうとした香りであることは間違いありませんよ。
オールシーズン使える香り
『ゴースト イン ザ シェル』の香りは、オンオフ問わずオールシーズンで使えると思いました。
ミルキーで甘い香りですが、人工香料の無機質さにモード感もあって、どちらかと言うと女性に似合いそうな香りです。
ただ私もそうですが、男性でも『ゴースト イン ザ シェル』の香りにノックアウトされる方はいるでしょう。
『Etat Libre d’Orange ゴースト イン ザ シェル』レビュー|まとめ
今回は、Etat Libre d’Orangeの香水『ゴースト イン ザ シェル』をレビューしてきました。
私は人物や情景、作品を香りで表現した香水が好きなこともあり、『ゴースト イン ザ シェル』は求めていた香水そのもの。
『攻殻機動隊』ファンはもちろん、作品を全く知らない方でも、独特な調香の『ゴースト イン ザ シェル』は、ぜひ一度試してみてほしい香水です。
少しでも『ゴースト イン ザ シェル』に興味が湧いたなら、ゴーストの囁きに身を任せてみてはいかがでしょうか?