スマートウォッチは仕事を便利にしてくれるか? 答えは「NO」だ。それでは、スマートウォッチは生活を豊かにしてくれるか? 答えは「YES」だ。
私は自堕落で出不精な人間である。だからこそ客観的に私を監視し、私の背中を押してくれる相棒として Apple が販売する次世代のウェアラブルデバイス『Apple Watch Series 11』を購入した。
着けるだけで仕事の生産性が向上するわけではない。しかし、確実に生活を豊かにしてくれるデバイスである『Apple Watch Series 11』の魅力を記録していく。

- 健康管理デバイスとして考えると安い
- 予定を完了させるサポートをしてくれる
- 機能面でハイエンドモデルとほぼ差異がない
- iPhoneを使っているのが前提
購入記録と概要

私が購入した『Apple Watch Series 11』は、アルミニウムモデルの42mmサイズ。カラーはスペースグレイを選択した。
Apple公式サイトで購入したので、価格は定価の64,800円。特に付属のバンドを変更したいなどの理由がない限り、Amazonなどの量販店で購入しても差異は無いだろう。(ポイントを考えると量販店の方が良い)
『Apple Watch Series 11 アルミニウムモデル』の仕様は以下のとおり。
| サイズ | 縦:42mm 横:36mm 厚さ:9.7mm 重量:30.3g |
|---|---|
| 適応手首周り | 130mm-200mm |
| コントロール | 触覚的な反応を返すDigital Crown サイドボタン ダブルタップと手首フリックのジェスチャー オンデバイス処理対応のSiri |
| チップ | S10チップ(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載) 4コアNeural Engine 容量64GB |
| センサー | 電気心拍センサー 第3世代の光学式心拍センサー 血中酸素ウェルネスセンサー1 皮膚温センサー2 コンパス 常時計測の高度計 高重力加速度センサー ハイダイナミックレンジジャイロスコープ 環境光センサー 6メートルまで測定できる水深計 水温センサー |
| 健康とウェルネス | 血中酸素ウェルネスアプリ1 心電図アプリ3 過去の排卵を推定できる周期記録アプリ4 心拍数アプリ 高心拍数と低心拍数の通知 不規則な心拍リズムの通知5 服薬アプリ 心の状態を記録できるマインドフルネスアプリ ノイズアプリ 睡眠ステージ対応の睡眠アプリ 睡眠スコア 睡眠時無呼吸の通知6 高血圧パターンの通知7 |
| バッテリー駆動時間 | 一日中駆動するバッテリー。通常使用時で最大24時間9 低電力モードで最大38時間9 リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 高速充電に対応10 約30分で最大80%充電10 15分の充電で最大8時間の通常使用11 5分の充電で最大8時間の睡眠記録11 |
| 耐久性 | 50メートルの耐水性能(泳げる耐水性能)14 IP6X等級の防塵性能1 |
本音を言えば、ガラスの質とデザインの面でチタニウムモデルが欲しかったところ。ただ機能面では特に違いは無いので、金銭的なことを考えるとアルミニウムモデルを購入して後悔はしていない。
予定を”予定だった”で終わらせない

『Apple Watch Series 11』と腕時計の明確な違いは確認する対象だ。腕時計は”時刻”を確認するモノなのに対して、『Apple Watch Series 11』は”予定”を確認するモノだと感じた。
この”予定”とは既に決定していることだけでなく、自らが今後やりたいことを含んでいる。例えば、お風呂に入るのを後回しにすることで深夜になり、結果として寝るのが遅くなってしまう私なら、iPhone のリマインダーに「21時に風呂に入る」と登録しておけば『Apple Watch Series 11』が21時にお風呂に入るよう通知で知らせてくれる。
人は指示がなければ、時間を浪費する生き物だ。消費までは自らの意思でできても、投資をすることまでできる人は少ない。『Apple Watch Series 11』は、そんな浪費していた時間を減らすために、自らが時間管理ができるようサポートしてくれるデバイスだと感じた。
生活に客観的な視点を取り入れる

「自分の身体は自分がよく知っている」なんてセリフを耳にするが、私はこれに納得できない。鏡で見る自分の顔は本当の顔ではないし、自分がまだ大丈夫と思っていても身体は限界なんて状況は多々あるものだ。
『Apple Watch Series 11』は、この曖昧な自分の身体の状況に客観的な視野を取り入れることができるデバイス。睡眠時の状況と時間、心拍数の測定、ストレス状況のチェックまでして数値化してくれるのである。
自らの判断が不正確な健康に関しては、『Apple Watch Series 11』が能動的に機能するのが素晴らしいと感じる。健康管理デバイスとして『Apple Watch Series 11』は、数値を正確に測定するだけでなく、数値に異常値が確認できた際には「お前、ちょっと顔色悪くね?」と言ってくれる相棒のようなモノだ。
『Apple Watch Series 11』は生活を豊かにするウェアラブルデバイス

『Apple Watch Series 11』はAIアプリのようにメールの返信を考えてくれたり、コードを代わりに書いてくれるわけでもない。
しかし、能動的に自らの行動をスマートにしたいと考えたとき、『Apple Watch Series 11』は、あなたの手助けをしてくれるだろう。
豊かな生活とは、時間の使い方で後悔をしないことかもしれない。タイムイズマネーという言葉を読み解くと、時間はお金で買うことができる。では時間であなたは何を手に入れたいだろうか?
1日の終わりに今日を後悔している方、理想の行動を思い描いては自分に負けている方に『Apple Watch Series 11』は、ぜひおすすめのウェアラブルデバイスだ。
