前々から YouTube やブログで絶賛されているのを見かけており、いつかは購入したいと思っていたキーボード WOBKEY『Rainy 75 Pro』を購入した。
手に取ってみるまでは、心のどこかで「ちょっと持ち上げられ過ぎではないだろうか?」と期待とともに猜疑心を抱いていたのが正直なところだった。
しかし、高水準のビルドクオリティとフィーリングの良い打鍵感と打鍵音を体験した今は、まさに「非の打ち所がないキーボードだ」と言うほかない。

- 高水準のビルドクオリティ
- 心地良い打鍵感と打鍵音
- 控えめで美しいRGBバックライト
- Mac用のキーキャップが付属していない
隅々まで納得のビルドクオリティ

およそ2kgという質量の恩恵を受けて、WOBKEY『Rainy 75 Pro』でのタイピングは非常に安定している。アルミニウムボディには、内部にギッシリと詰まっている感覚があり、組込みの甘さを感じることはないだろう。
ダブルショット PBT製のキーキャップは、印字も綺麗に施されており、テカリのないマット塗装によって高級感を感じられる。
キーボード本体からキーキャップまで、隅から隅まで見ても不満を感じる要素がなく、約2万円という価格を抜きにしたとしても、高水準のビルドクオリティには納得のひと言。
雨音のような心地良い打鍵音

製品名にもある通り、打鍵音はパチパチとした高音と、コトコトとした低音が混ざったような音で、さながら窓の外で雨音が弾けているかのようである。
静音性はないが、聞いていたいと思わせる打鍵音で耳障りに感じることもない。逆に「もっとキーボードを打ちたい」という気持ちにさせてくれる心地良さがあり、結果として作業の捗りを良くしてくれている。
美しく機能的な RGBバックライト

WOBKEY『Rainy 75 Pro』の RGBバックライトは、各キーの隙間から漏れ出るくらいの光り方をしており、主張が控えめで美しいと感じる。
特に気に入っているのが、デフォルトで(Fn + Space)を押すことで表示されるバッテリー残量の表示方法。バッテリー残量の表示方法としては、これ以上ないくらい視認性が良く、デザインを損なうこともなく素晴らしい。
2024年の顔となったキーボード

どのようなジャンルにも、その年の顔となるような代表的な製品がある。WOBKEY『Rainy 75 Pro』は間違いなく2024年の顔となったキーボードだろう。
海外掲示板の「Reddit」でも多くの絶賛コメントが見受けられるので、今後も2万円台で買えるキーボードのスタンダードとして君臨し続ける可能性がある。そして間違いなくそれだけのクオリティを備えたキーボードだ。
2025年の顔となったのは分割キーボードの『Cornix LP』だろう。しかし職場のキーボードとの差異を埋めるには配列が違いすぎるのが難点である。
その点、WOBKEY『Rainy 75 Pro』は職場のキーボードと差異が少なく、それでいて明確に違うフィーリングを得ることができる。自宅での作業を捗らせるツールとして、是非とも一度は体験していただきたいキーボードだ。
