どーも、ミヤノチヒロ(@chihiro_miyano)です。
最近はSNSでマンガの試し読みが流れてきて、色々なジャンルのマンガをひとつまみできますよね。
バトル、ギャグ、恋愛などと触れていくと、いつしか自分が本当に読みたいようなマンガがわからなくなってしまいます。
そんな中、1話で「コレだよ!」と唸ったのが、今回紹介する『龍とカメレオン』というマンガ。
『龍とカメレオン』石山諒/スクウェア・エニックス
『龍とカメレオン』は月刊ガンガンJOKERで連載中の作品。
2024年5月26日時点で、単行本は第4巻まで発売されています。
私が初めてこの作品を目にしたのは、単行本1巻の発売日にSNSで1話を読む機会があり、一気に引き込まれました。
累計発行部数1億5千万部超えの天才漫画家・花神臥龍。
ガンガンJOKER-龍とカメレオン作品ページから引用(https://magazine.jp.square-enix.com/joker/series/ryutochamaeleon/)
彼を病的に羨む無名漫画家・深山忍。
不慮の事故により二人の身体が入れ替わってしまい――!?
己の身体と矜持を懸けて、二匹の漫画家が激突する!!
実力派作家・石山諒が描く、超絶怒涛の漫画家バトル!!!
圧倒的なキャラクターの熱量
主人公を含めて、キャラクターの熱量が読んでいてアツい!
どのキャラクターも、これだけは譲れないという気持ちの強さがあり、バッチバチにぶつかり合う瞬間は読んでいてテンションがアガってきます。
マンガへの関わり方や考え方が、様々な熱で描かれており、単純なバトルマンガになっていないのもポイント。
セリフひとつだけでも高揚感が感じられるので、久しぶりに「コレコレェ!」と嬉しくなってしまいました。
切れ味鋭い画力の高さに引き込まれる
石山諒さんが描く迫力のある1コマ1コマは必見。
マンガに引き込まれる、記憶に残るのは作品全体ではなく、1コマや1セリフに心を持っていかれるかだと思います。
その点、石山諒さんが描く『龍とカメレオン』は1コマのキメが鋭く引き込まれました。
単行本1巻の中だけでも「この1コマが良いなぁ」と思うのが何コマもあります。
読んでいて、贅沢な気分すら感じるマンガとしての画力の高さは、ぜひ読んでもらいたい!
もっとマンガを読みたいと思わせてくれる1冊
『龍とカメレオン』は漫画家を題材としていますが、リアル志向ではなくあくまでマンガとして描かれているように感じました。
それこそストーリーの導入はファンタジーで、そこからは完全に少年マンガの王道とも言えるくらい熱いバトルマンガ。
ただこういうマンガを読んでいると、もっとマンガを読みたいとこっちの熱量までアガってくるんですよね。
『龍とカメレオン』は、私のような書店員はもちろん、マンガ好きなら刺さる人は多いんじゃないかな。
まだ未読の人は、ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、お疲れ様でした。