どーも、ミヤノチヒロ(@chihiro_miyano)です。
エキセントリックな表紙に惹かれ、ヨシアキ氏の『雷雷雷』を購入しました。
ジャンルはSFアクションコメディーになるんですかね。
コミカルな描写が特に秀逸で、2巻以降の展開次第では話題になりそうな作品だと感じました。
そこで今回は、マンガ『雷雷雷』を読んで感じたこと、どんな人におすすめの作品か紹介していきます。
書籍の情報
『雷雷雷』は2023年11月17日に、小学館から単行本第1巻が刊行されたコミックス。
レーベルは専門的、著者の癖が前面に出された作品を多く受け持つ「裏サンデー」です。
著者は同じく小学館から刊行されていた『殺し屋は今日もBBAを殺せない』(全5巻)のヨシアキ氏。
デビューから3作目となる『雷雷雷』は、小学館のWebマンガサイト「裏サンデー」で連載されており、Xでも第1話のポストが話題になっていましたね。
あらすじ
『雷雷雷』のあらすじは、こんな感じ。
エイリアンと戦争から50年――
市ヶ谷スミレ、18歳。
父親の残した借金返済のため宇宙害蟲駆除会社に勤務する日々。
そんなスミレの日常が、UFOにさらわれたことで一変する…!頭の中で聞こえる何者かの声…
Amazon商品ページより引用
襲いかかる宇宙害獣…
さらには軍事企業からも狙われて――!?
『雷雷雷』を読んで感じた魅力について
わざわざ難しく考えなくても、おもしろければなんでも良いじゃん!
そんな大前提の元ですが、『雷雷雷』の魅力について私が感じたことを紹介していきます。
メリハリがあってグッと惹き込まれる
感情が右往左往するメリハリの効いたストーリーとコマ割りが良いですね。
気持ちの良いアクションに始まり、絶望するような展開、悲しい過去からコミカルに繋ぐ驚嘆のラスト。
1巻を読み終わったときに感じたのは「整理が追いつかないけど、多分おもしろかった」という変な感じです。
泣きながらも頑張る主人公
主人公のスミレは、不幸な生い立ちながらも健気に生きており、「かわいそうはかわいい」に近い魅力がありますね。
作中では泣きながらも頑張る姿が多くあり、笑っているシーンがほぼ無いという悲しさ。
2巻以降では環境が変わるみたいなので、読者に見えている心境や性格の変化によって、魅力が増すか減るかの別れ際だと感じます。
ついでに1巻の中では、主人公の表紙の姿は作中で登場しないので期待するのは次巻にしましょう。
印象に残ったページ「なんか出る」
読んでない方は意味がまったくわからないと思いますが、このページは印象に残りましたね。
「なんか出る」からの「出る!!!」と「出すな!!!」の応酬はコミカルで最高でした。
1巻の後半も後半、重要な展開で「なんか出る」の抜けた空気感、ぜひ読んでみてほしいです。
まとめ
ここまでマンガ『雷雷雷』について、読んで感じたこと、印象に残ったページについて紹介してきました。
単行本の帯にコメントを書かれているコトヤマ氏の『よふかしうた』が好きな人、あとは『ダンダダン』が好きな人は読んでみたらハマりそうな作品ですね。
ストーリー以外の要素で考えると、『チェンソーマン』の中ではコベニちゃんが一番好きな人、『呪術廻戦』では三輪霞が好きな人は、主人公に魅力を感じるんじゃないかなと思いました。
何はともあれ、マンガは表紙に惹かれたなら買って読んでみるのが一番ですよ!
それでは、お疲れ様でした。